糖尿病の治療は積極的に行なう|現代人の天敵です

医師

腹部筋膜の穴を塞ぐ

メッシュを利用する方法

手術中

近年ではポリプロピレン製のメッシュを使う方法が、鼠径ヘルニアの手術では主流になっています。鼠径ヘルニアは下腹部の筋膜が弱くなり、そこから腸がはみ出してくる病気です。そこで弱った部分を補強してやる手術が必要になります。最も一般的なのはメッシュプラグ法で、丸めたメッシュで穴の部分を塞いでしまいます。またクーゲル法は穴にメッシュのパッチを当てて補強する方法です。形状維持リングを利用して、メッシュをずれにくくするポリソフト法も用いられています。メッシュを使った手術は切開する部分が小さく、短時間で終わるのが特徴です。昔の手術に比べて体への負担が少ないため人気があります。異物に対する拒絶反応も、ほとんどないとされています。

社会復帰までの期間

腹腔鏡下で鼠径ヘルニアの手術をすることも多くなっています。切開手術に比べると、やや時間と費用がかかりますが、傷跡を小さくできることや、社会復帰が早いことがメリットです。ただし難易度の高い手術になるので、熟練した医師に手術を受けることが大切です。一般に鼠径ヘルニアの手術後は、1〜2週間で日常生活に復帰できます。個人差もありますが、軽い運動なら1か月程度で可能になります。ごくまれに感染症や慢性痛などの合併症が見られます。なお年齢や生活習慣によっては、鼠径ヘルニアが再発することもあります。再発した場合の手術は通常より難しくなると言われていますが、経験豊富な名医であれば根治させることができるでしょう。